近頃のさばるあほガキ成敗!
2005年 10月 15日
チャーリーとチョコレート工場
☆☆☆☆☆ ☆
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【ストーリー】
傾いた家で貧乏に暮らすチャーリーぼんぼん。彼の楽しみは、誕生日
に買ぉてもらうウォンカ印のチョコレートだけや。ある日、チョコ工
場に5人の子供を招待する金券にチャーリーは当たりよる。
【雲谷斎感想】
底意地の悪いディズニーランドで遊んでるみたいな映画じゃのぉ。
お子ちゃま向けテイストやけど、これはガキ向けとちゃうやろ。
これ見たら、ガキはチョコレート嫌いになりよるで。歯医者がヒマに
なるっちゅうねん。
謎のチョコレート工場の内部の設定がファンタスティック・ベラムー
チョ・ウォーアイニーやがな。
万博でこんなパビリオン作ったらダントツ人気になるぐらいオモロイ。
TDLのスモールワールドみたいなとこにチョコの滝と川が流れてたり、
ボートで進んでいったら保津川下りみたいになったりするんや。
世界で5枚だけ当りの金券が封入された板チョコがあって、主人公の
素直な子供ひとりを除いて、まあ憎たらしいクソガキどもが工場に招
待されよる。
工場見学のガイドはちょっとイカれた社長役のJ・デップやけど、
この兄ちゃんこういうワケワカメの役させたら天下一品やなぁ。
クソガキどもは工場で、したらあかんちゅうことをして、どえらい目
に遭いよるんや。ザマみされっちゅう感じで気分ええ。
過保護でわがまま放題の近頃のガキの生態は、虫以下のヤツが多いけ
ど、「小生意気な子供は大嫌い!」と内心思っているあーたには、
なかなか溜飲を下げられるストレス解消映画になっとります。
シニカルな展開を無邪気に、夢の遊園地みたいに想像を膨らませた映
像に拍手や。
タイトルこそ甘ったるいけど、アホガキへの警鐘という辛口テーマが
じつにビターなチョコの味でけっこうでごんした。
(2005/9封切)
監督:ティム・バートン
原作:ロアルド・ダール
出演:ジョニー・デップ/フレディ・ハイモア/ヘレナ・ボナム=カーター
デヴィッド・ケリー/ディープ・ロイ/クリストファー・リー
★★★★★★★★★ 雲谷斎のゴクラク映画感 ★★★★★★★★★
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by gkrk
| 2005-10-15 00:00
| ★ファンタジー